皆さん、こんにちは!
チームワイルドです♪
先日、自然環境分野の学びの一環として取り組んでいる森づくり活動で、初回の生物相調査を実施しました。
森づくりと聞くと、木を切ったり、道を整備したりする作業をイメージするかもしれません。しかし、人と自然が安心して関われる森をつくっていくためには、まずその森にどのような生き物がいて、どのような環境があるのかを知ることが大切です。
今回の活動では、学生たちが3つの班に分かれて、それぞれの視点から森の調査を行いました。調査は35分を3セットで実施し、限られた時間の中で各班が役割を持って活動しました。
哺乳類・鳥類班
哺乳類・鳥類班では、哺乳類の痕跡調査と鳥類の定点観測を行いました。
哺乳類は、姿を直接見ることが難しい場合もあります。そのため、足跡、フン、食べあと、掘り返し跡など、森の中に残された痕跡を探すことが重要です。
学生たちは、地面や落ち葉の様子を確認しながら、動物が森をどのように利用しているのかを考えました。
また、鳥類については定点観測を行いました。一定の場所から観察することで、見られた鳥や鳴き声などを記録し、森に生息する鳥類を把握していきます。
昆虫類・両生爬虫類班

昆虫類・両生爬虫類班では、任意採集法による調査を行いました。
任意採集法は、調査者が生き物のいそうな場所を探しながら採集・確認していく方法です。落ち葉の下、朽ち木の周辺、石の近く、樹木のまわりなど、環境ごとに見つかる生き物は異なります。
学生たちは、森の中を歩きながら「どこに生き物が隠れていそうか」を考え、実際に観察・採集を行いました。
自然環境の調査では、ただ探すだけではなく、なぜその場所に生き物がいる可能性があるのかを考えることが大切です。
植物班
植物班では、今後の継続調査に向けて、調査区全体の広さを計測しました。
植物調査や森の変化を記録していくためには、まず調査する範囲を明確にする必要があります。どの範囲を対象にするのかを決めることで、今後の調査結果を比較しやすくなります。
今回は、メジャーを使いながら調査区の広さを確認し、継続調査の基礎となる情報を整理しました。

不慣れながらも、現場で学ぶ
今回は初回の生物相調査ということもあり、学生たちにとっては不慣れな部分も多くありました。
道具の使い方、記録の取り方、班での動き方、時間配分など、実際にフィールドに出てみることで初めて気づくこともあります。
それでも、各班が自分たちの役割を確認しながら、35分間の調査を3セット行うことができました。
自然環境分野の学びでは、知識を覚えるだけでなく、現場で観察し、記録し、考え、次の行動につなげる力が求められます。
今回の調査は、その第一歩となる活動でした。
森づくりは、森を知ることから
森づくりは、ただ整備を進めるだけの活動ではありません。
まずは、その森にどのような生き物がいるのか、どのような環境があるのか、人が安全に関わるためには何が必要なのかを知ることが大切です。
今回の調査結果をもとに、今後も継続して森の生き物や環境の変化を記録していきます。
・観察する。
・記録する。
・考える。
・次の活動につなげる。
この積み重ねを通して、人と自然が安心して関われる森づくりを進めていきます。