神戸動植物環境専門学校

course 学科・コース

ワイルドアニマルコース

ワイルド
アニマル
コース

野生動物の調査や生息環境の保全、
動物園での飼育管理や教育活動に貢献できる人材を育てます。

1年次

大型動物の生態や自然の素晴らしさを
伝えられる知識を学ぼう!

ニホンオオカミをはじめ、我が国だけでもこの100年で絶滅動物は20種を超え、
世界規模でも森林伐採、砂漠化など野生動物の生息環境を脅かす人間活動は後を絶ちません。
本コースは国内外の豊富なフィールドワークを通して山で安全に活動するための方法や野生動物の調査・生息環境の保全に関する技術を習得します。
また動物園が行う野生動物の保護や種の保存活動、行動展示の手法を学び、
野生動物調査を行う企業への就職や人々に自然の素晴らしさを伝えるネイチャーガイド、動物園やサファリパークの飼育員を目指します。

コースのポイント

point01

国内の山や川、海での現地実習を経験し、自然や環境の大切さを学びます。

point02

自然の中で実施するエコツアーやワークショップの企画運営、大型動物の飼育についてなど幅広く学ぶ。

point03

現役飼育員から動物管理のノウハウや展示方法についての工夫などについても学びます。

将来の進路

  • ●動物園
  • ●サファリパーク
  • ●観光牧場
  • ●動物ふれあい施設
  • ●野生動物調査会社
  • ●野生動物保護施設
  • ●環境教育関連会社
  • ●ペットショップ
  • ●アニマルカフェ
  • ●アニマルトレーナー
  • ●水族館

カリキュラム

多彩なフィールドワーク、飼育実習などを通じ
調査・保全方法から保護・飼育の在り方まで学びます。

実際に自然とふれあいながら調査し、野生動物や地球環境の保護・保全を学ぶためのフィールドワークを実施。また、自然の中で実施するエコツアーやワークショップの企画運営、大型動物の飼育についてなど幅広く学べるカリキュラムです。

自然環境保全学 現在我々の生活は地球温暖化や環境汚染などの問題を抱えている。より持続可能な社会を実現するための手法や考えを社会に発信する担い手になるために、自然生態系の特性を理解し、説明できるようになります。
動物生態学 飼育下では観察しにくい冬眠や繁殖、子育てなど、季節とともに変化する動物の生態を知り、自然の中でどのような暮らしをしているかを理解します。
公衆衛生学 自然界にどれだけの病原微生物が存在しているのかを確認し、動物からヒト、ヒトから動物にうつる病気を知り、その対策、対処方法を学びます。
動物機能形態学 動物が進化の過程で獲得してきた体の仕組みや生態をしっかりと理解し、その上で、飼育下ではどのよ うな環境を整えてやれば、心身共に健康に過ごせるかを学びます。
生態管理概論実習 KAP小動物飼育棟にいる、ヤギ・アヒル・ブタなどその他さまざまな小動物の飼育管理を行い、動物の習性を理解し、健康管理の技術を身につけます。

実習ピックアップ

生態管理概論実習

KAP小動物飼育棟にいる、ヤギ・アヒル・ブタなどその他さまざまな小動物の飼育管理を行い、動物の習性を理解し、健康管理の技術を身につけます。

point!

校内の小動物飼育棟にいる、様々な小動物たちとふれあい、世話をしながら、それぞれの動物に関する飼育・管理技術を体得します。意外な動物の思わぬ習性など、毎回様々な発見があるのも楽しみ。飼育技術が身につくだけでなく、小動物たちへの思いやり、大切に育てていくやさしい気持ちもしっかり育みます。

昆虫学

生態系を理解するうえで重要な生き物、昆虫の分類や生態について学ぶ。

point!

座学にて昆虫の分類や生態について学び、実際にフィールドに出て野生化に暮らす昆虫の調査にもいきます。

国内フィールドワーク

自然の素晴らしさを体感するだけでなく、記録というカタチに残すノウハウや自然のすばらしさを伝える方法(インタープリテーション)も学習。実際にフィールドワークも行い、観察や調査も実施。記録用の写真等も撮影し、観察用レポートに仕上げる他、自分たちの活動を発表する場も設けています。

point!

自然環境の素晴らしさを伝え、保護の大切さを広めるプロとしての基本を見て、学び、そして身につけます。

陸上実習

様々な運動競技を通して、校外実習や研修旅行および就職時の際に必要な基礎体力の維持・向上を図る。

point!

学内外でランニング、筋力トレーニング、選択競技(バスケットボール、バドミントン、バレーボール等)を実施。楽しく身体を動かし、心身の健康維持やチームワークを養います。

ワイルドアニマルコース紹介
フィールドワーク

2年次の進めるゼミ