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2018年01月23日住吉川の水環境調査を実施しました/野生生物ゼミ

 野生生物ゼミ担当の上野です。

 

今回は学校から最も近い河川である住吉川に足を運び、

自然観察と簡単な水環境調査を行いましたので報告します。

 

現地に到着すると、

渡り鳥の仲間でこの時期によく見られるホシハジロ(カモ類)の群れ(約80羽)が水面で確認され、

川を横断する水道管の上ではアオサギが小魚を狙って静止している様子が観察されました。

 

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また、河畔林ではカワセミが姿を現し樹上から水中の小魚を狙っていましたがこの日は寒さが厳しく、

魚類をはじめとする水生生物がほとんど活動していなかったので餌の獲得に苦労している様子でした。

 

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 住吉川の河口域で見られた多数のカモ類について、

おおよその個体数を把握するために双眼鏡とカウンターを用いてカモ類のカウント調査を実施しました。

ゼミ生らは集団でゆっくりと水面を移動するカモ類を双眼鏡で必死に追いかけ、

重複がないように真剣にカウントしている様子でした。

 

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【今回の調査で観察された鳥類 9種】

ホシハジロ、オナガガモ、アオサギ、スズメ、ドバト、カワセミ、セグロセキレイ、カルガモ、ムクドリ

 

 

水質調査では、河川の河口域と中流域を調査地点として設定し、

水温、塩分、CODを測定しました。

水温はいずれの地点も8℃と大変低く、凍りつくほど冷たい水でした。

 

塩分は海に近い河口域ほど高く(29psu)、中流域でやや低くなりました(13psu)。

調査時の潮汐は中潮の最大満潮でしたので、比較的上流域まで海水が遡上していたことが分かりました。

COD(化学的酸素要求量)は有機物による水質汚濁の指標となり、

水質調査の現場でよく測定される項目であり、検出された数値が高いほど水質汚濁が進んでいることになります。

 

今回は簡単にCOD値が測定できるパックテスト(簡易検査キット)を使用し、各地点の水質を測定しました。

 

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海に近い河口域ではCOD値が約6mg/l、中流域で約3mg/lを示し、

下流部ほど有機物が多く、水質汚濁が進んでいることが分かりました。

 

 今回の調査では下流から上流に至るまで細かく調査地点を設けて水質の比較検討を実施する予定でしたが、

途中で雪交じりの雨が降ってきたため実習を途中で切り上げました。

 

 

今回の調査実習は冬季に実施したため生物相(特に水生生物)は薄かったものの貴重なカワセミを間近で観察することができ、

また、水質調査の方法、住吉川の生態系を現地で学ぶことができるなど大変充実した内容となりました。

 

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今後は年間を通した調査実習を取り入れ、四季の自然を感じながら楽しく水環境調査を実施したいです。

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